洞爺湖

洞爺湖周辺を散策するおすすめの1日コースです。洞爺湖は、広大な支笏洞爺国立公園の拠点となる温泉街として有名です。自然や歴史、景色に興味がある方には、一年中楽しめる旅程です。

ベストシーズン

洞爺湖は一年中楽しめる素晴らしい場所です。冬でも湖は凍りません。

四季折々の風景が楽しめます。春は桜、秋は紅葉、冬は雪をかぶった島々、夏は海水浴に最適な透き通った海を見ることができます。

強いて言うなら、4月末から11月上旬にかけての旅行がおすすめです。気温は穏やかですが暖かく、素晴らしい景色が見られ、たくさんのアクティビティが用意されています。

アクセス

札幌と新千歳空港の南西に位置する洞爺湖は、ニセコのMnK ニセコ宿泊施設と太平洋の南岸との間にある湖です。

ニセコと洞爺湖温泉、またはJR洞爺駅を結ぶ路線バスが運行されています。レンタカーは、最も便利で自由度の高いオプションです。MnK ニセコの宿泊施設から洞爺湖温泉までは、国道343号線を通って羊蹄山を回り、真狩町を通って1時間弱の道のりです。

パノラマビュー

支笏洞爺国立公園のサイロ展望台にぜひ立ち寄ってみてください。洞爺湖、中島、有珠山、昭和新山を一望できるサイロ展望台は絶景です。休憩がてら写真を撮ったり、お土産屋さんでコーヒーや北海道のデザートを食べたりするのに最適な場所です。

洞爺湖の歴史

次は、洞爺湖ビジターセンターと火山科学館です。ここは駐車場が無料で、センターは毎日9:00〜17:00までオープンしています。この地域に生息する動物や植物、そして有珠山の自然史を学ぶことができます。一部の展示物を見るには、料金が必要です。

西山駐車場からは、西山を巡る全長1.6kmの遊歩道が整備されています。センターで無料の地図を受け取り、トレイルに出かけましょう。2000年に有珠山が噴火した際、山の西側には60以上の新しい火口ができました。登山道沿いには、自然災害で被害を受けた建物や、寸断された道路が残されています。

有珠山と昭和新山

支笏洞爺国立公園は、有珠山と昭和新山が主な観光スポットです。有珠山（737m）は洞爺湖温泉の南側に位置し、多くの温泉に地熱を供給している活火山です。過去100年間に4回の噴火があり、昭和新山や有珠山を眺めるには、ケーブルカーで頂上まで行くのが一番です。そこから展望台までは徒歩10分です。

素晴らしい景色を堪能した後は、レストランや土産物店などが数多くある「火山村」へと降りていきます。

案内所、噴火体験室、防災シアターなどの学習施設や、山の噴火の歴史を紹介するパネルも設置されています。

壮瞥の滝

洞爺湖の南端にある隠れた名所「壮瞥（そうべつ）の滝」。壮瞥の滝の駐車場は見落としがちなので、必ず国道2号線を道なりに進んでください。坂を下ったところでUターンし、川を渡ります。川を左手に見ながら、小さな道を進みます。やがて左手に駐車場が見えてきます。ここから10分も歩けば、この静かな滝の麓に到着します。

レークヒル・ファーム

レークヒル・ファームは、ニセコから南に40kmに位置し、洞爺湖と羊蹄山を望む絶景の牧場です。牛が自由に動き回り、敷地内には屋外遊具も用意されています。自家製ジェラートを食べたり、カフェで一休みすることもできます。